マンドリンは左手と右手のバランスが重要だとわかりますが、左右の力加減はどのように配分するか?悩みますね。今は左手は強く、右手は弱くしています。ただし、現状です。今後、力加減を変える可能性はあります。
マンドリンを弾く左手
技術士
演奏方法は悩みどころが多いです。最適な答えがないです。左手は強く押さえるか、弱く押さえるか?人それぞれ握力がばらばらだから強く、弱くと言われてもイマイチわかりません。力加減は常に一定で右手よりも強い方が良さそうが今の考えです。
- 左手はポジションをとり弦を押さえる役目です。
- マンドリンは主弦と副弦があるため、ギターと比べると力が入りやすい楽器です。
- 左手は右手よりも強め。力のバランスは左手が強い。
- 主弦と副弦が動かないようにするには指を垂直に押さえる。
- 弦が動かないように押さえようとすると左手の握力は強くなります。強くなりすぎるとポジション移動が上手くいきません。誰でも経験あると思います。
- 力を入れすぎると指が立ってしまいテンポアップができません。そのために指を垂直にして弦を押さえます。
- 力加減は人それぞれのため、わかりにくいです。握力が強い人と弱い人を一緒にできないです。
- ギターなら、垂直に押さえて音が出れば、その力加減で良いです。マンドリンなら主弦と副弦があるため、力加減を考える必要あります。
- 小指ならどうか?小指は強めにしないと音は出ないです。考えると難しいですが言えることがあります。
- 力加減は原則変えない。
- 演奏中に強くしたり弱くするとテンポに追いつけない。
- 力加減を変えないことは楽器に共通して言えることではと思います。楽器に関係なくプロの奏者はスラスラと弾きます。力加減を変えていないためです。力加減を変えると、その都度左手にブレーキがかかります。経験ある人も多いのでは? と思います。
- そうすると現時点の結論は・・・
- 左手は右手よりも強めの力加減で演奏中は常に力加減をキープする。
- 左手が強くと言ってもポジション移動ができないほど強く握るということではありません。右手よりも強い力加減ということです。
- 左手の弾き方について、YouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。
マンドリンを弾く右手
技術士
右手の力加減は脱力が基本です。音量が変化しても脱力して弾きます。あとは右手の弾く位置です。サウンドホールの外れを基本ポジションにしてサウンドホールまで弾けると表現力が上がります。
- 右手は弱くが基本です。
- 右手に力を込めて弾くシーンはないと言えるくらいです。常に脱力するが基本です。左手よりもわかりやすいと思います。
- ピアノからフォルテまで脱力して弾くのが右手(音量のコントロールも力では行わない)
- 右手の構えは常に同じ、マンドリンに添えるだけ。
- 右手は力加減の答えは明らかのため、どうやって脱力するかです。
- 演奏中に力んでしまうのはよくあることです。常に脱力するにはどうするか・・・
- トレモロの回転数は遅くする。
- 脱力の効果を感じているのが回転数です。マンドリン界は高速トレモロが評価が高いです(感覚的ですが・・・)。高速トレモロは力みやすいです。
- 手首も伸びやすいし・・・回転数を遅くした方が手首のスナップを有効に使えます。
- 右手を少し浮かせるようにしてゆっくり弾くことを意識すると脱力ができます。
- 回転数は16部音符のピッキングよりも少し早い程度で十分かなと思います。遅くしすぎるとピッキングと区別がつかないため、遅すぎてもよくないです。トレモロとピッキングを区別できるようにします。
- 右手は弾く位置も重要です。音色が変化します。サウンドホールの外れを基本ポジションにして、サウンドホール側で弾くと表現力がつきます。
- 27フレットのマンドリンは1弦のネックがブリッジ近くまで伸びていますので、写真の位置が基本になります。この基本ポジションからサウンドホール側に右手を寄せると丸みのある音色に変化しますので、試しにやってみましょう。
- サウンドホール側で演奏した動画がありますので、参考までに見ていただければ幸いです。
- サウンドホールで弾くとマンドリン特有の金属音がなくなるので、音量以外の表現方法として使えます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。マンドリンの弾き方は様々な考え方があり明確に「これだ!!」と言えませんので、これからも追求して最適解を探っていきます。
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