- マンドリン独奏曲「落葉の唄」は、中野二郎作品です。なかなか難しい曲です。次回の演奏会の曲として練習しています。「落葉の唄」の練習記録です。
演奏会の反省から弾くことを決めた曲
技術士
中野二郎作品の落葉の唄は、無名な曲に近いですが弾きがいのあるマンドリン独奏曲です。落葉のイメージがある綺麗な曲です。でも奏者は少ない。長い曲だから・・・
- 落葉の唄は中野二郎作品です。
- 中野二郎作品といえば、春が来たや祈りなどのマンドリン独奏曲があります。合奏曲が多いですが独奏曲も相当書いています。
- 「落葉の唄」は有名な曲とは言えません・・・メロディは綺麗です。こんな曲です。聴いてみてください。
- 演奏会では暗譜しなければいけないことがあります。楽譜のめくりを避けるためです。
- できれば楽譜は1枚が良い。暗譜の必要もないし・・・そこで目をつけたのが「落葉の唄」でした。
- A3楽譜1枚のため、楽譜のめくりがありません。しかもメロディも良い。好きな曲だ!!
- 印刷された楽譜だから音符も読みやすい!!
- 良いところだらけだと思いましたが・・・長い。フルに弾くと8分くらい。ステージの上に8分いるのは勘弁してほしい。
- 「落葉の唄」を弾く奏者が少ないのはおかしいとおもったけど・・・長い曲は弾かないでしょう。
- 楽譜めくりがなく、綺麗なメロディの曲は奏者が弾きたがる曲
- 独奏の奏者は暗譜をしたがらない。ステージの上でパニックの元である。
練習記録・・・デュオ奏法のスキルアップはかかせない
技術士
落葉の唄はデュオ奏法のスキルアップが必要ですが、これが難しい。落葉のイメージが出るようなデュオ奏法とは難しいと思います。
- この曲のポイントはデュオ奏法です。
- リズムは6/8で16部音符はほぼ全てダウンピッキングで弾きます。落葉の雰囲気感を出すためにテンポアップも必要です。
- 16部のデュオ奏法はなかなか厳しいです。4/4なら8部音符だから弾けると思いますが、テンポアップは難しい。
- テンポアップのコツは回転数です。
- 回転数は遅くするとテンポアップができます。回転数が増えると音符と音符の間の回転数が増えるため速く弾くことができなくなります。
- このため、回転数は遅くします。とはいっても弾くと脱力が進み回転数が増えてしまいます・・・
- 回転数をキープしながら弾くのは右手のコントロールです。右手を脱力して回転数を抑えながらテンポアップできるように右手のコントロールが必要ですが、左手にも意識がいってしまいコントロールがイマイチなことがよくあります。
- デュオ奏法のテンポアップは回転数のコントロールがかかせない。
- 右手は常に脱力、脱力しながら自在に右手をコントロールできるようにデュオ奏法をスキルアップ
練習記録・・・滑走アルペジオ
技術士
滑走アルペジオがメインの後半戦・・・弾けてきましたが、まだメロディが聴こえないです。もう少しのところまできたかなとは思いますけど。
- 前半がデュオ奏法なら後半は滑走アルペジオ主体です。
- 中野二郎さんは滑走アルペジオが好きなのか・・・ほとんどのマンドリン独奏曲に滑走アルペジオがあります。しかも見せ場に・・・
- マンドリン独奏曲のうち主題と変奏という楽譜なら、ほとんどの楽譜に滑走アルペジオがあります。滑走アルペジオのトップの音がメロディの役割を担うように編曲されていることが多いです。
- 滑走アルペジオは自然に盛り上がります。
- 「落葉の唄」の滑走アルペジオは、4連から始まり、6連と8連が混ざります。
- 4連、6連、8連と音符の数が変わってもテンポは同じです。4連だと一つ一つの音が聞き取れても8連だと聞き取れません。
- 4連で弾きやすいテンポに合わせると8連が弾けない。8連が弾けるテンポで弾くと4連が間延びする。
- こんな難易度の高い滑走アルペジオですが、弾けるようになってきました。
- マンドリンレッスンを受けていること、これまで滑走アルペジオがある楽譜を弾いたことから、弾けてはきました。
- 先生は99点と評価されましたが・・・実際は70点くらいだろうなぁ・・・と思います。
- テンポがまだ緩いです。もっとテンポアップしないとトップの音がメロディとして聞こえないです。YouTubeを聴いてもトップの音がメロディとしては聴こえないです。
- 順調に練習できていると思えば良いかもしれません。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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