マンドリンを上達するにはどうすべきか?誰もが考える課題ですが、答えがありません。というか見つからないです。どうやって上達するか?説明します。
- メトロノームを使って練習する。リズムとテンポをコントロールできるようになる。
- 演奏を録音すると客観的に聴くことができ判断能力が備わる。
- 演奏中にピッチが乱れないようにする。日頃の練習はゆっくり弾いてピッチコントロールできるようにする。
メトロノームを使って練習する
技術士
演奏に必要なのはリズム感とテンポ感があります。メトロノームを使えばリズム感とテンポ感を備えることができます。アナログ式で十分ですので、メトロノームを練習に活用しましょう。
- マンドリンに限らず楽器演奏の上達は、メトロノームが重要です。メトロノームの重要性はよく言われますが、なぜでしょうか?
- 縦の音が揃い、楽譜のリズムに忠実に弾くことができる。
- フレーズによって走る、遅くなることがなくなり正確なテンポで演奏できる。
- メトロノームはリズムとテンポです。リズムとテンポを正確に表現できるように練習できるのがメトロノームです。
- リズムとテンポは同じように考えてしまいますが、リズムは長さ、テンポは速さです。メトロノームを使いリズムとテンポを自分自身に染み込ませればリズムとテンポをコントロールできます。
- 演奏能力がある人ほど、リズム感とテンポ感を備えています。楽譜はリズムを崩したり、テンポを速く遅くすることを求められますが、コントロールできるため自然に弾くことができます。聴いていると「上手い!!」と思います。
- メトロノームはアナログで十分ですので積極的に練習に使いましょう。私は、小さなアナログ式を使っています。
- メトロノームを使った練習をYouTubeにアップしていますので、ご視聴いただければ幸いです。
自分の演奏を録音する
技術士
自分の演奏は聴きたくない!上達したら聴きたい。・・・上達するには客観的に自分の演奏を聴く必要があります。客観的に聴くと判断能力が上達しますよ。
- 自分の演奏を客観的に聴くことです。
- 客観的に聴くとなぜ上達するか?・・・判断能力が備わるためです。
- 客観的に演奏を判断する。演奏を聴いて、課題は何か?改善点は何か?・・・客観的に聴かないとわからない。
- 聴く立場だと良い点、悪い点が簡単にわかる。
- 演奏している最中は、客観的に聴くのはできません。余裕がないためです。
- 余裕がないから、録音して聴き返すことが簡単です。「弾く」と「聴く」を同時並行することは難しいです。シングルタスクなら余裕ができます。
- 演奏品質にこだわるなら、写真のようにコンデンサーマイクで録音するのが良いですが、演奏をチェックするだけならiPhoneの録音機能でも使えます。
- 演奏専門のPCMレコーダーがあれば品質もよく使い勝手も良いです(自分も欲しいです)。
- と言いつつ・・・コンデンサーマイクとオーディオインターフェイスを使って録音すると良い演奏が録音できます。最初に録音したのはクリスマスソングでした。良い音だなと思いました。余裕があれば揃えてみましょう。
チューニングをきちんとする
技術士
演奏中のピッチコントロールも上達のポイントです。チューニングしてピッチが乱れないように演奏するようにします。
- メトロノームと録音は上達のコツとして書籍などでも書かれていますが、もう一つ重要なのがチューニングです。
- チューニングは演奏前にピッチを合わせる行為ですが、演奏で重要なのはピッチを保つことです。
- 演奏中にピッチがずれると音程が乱れる。乱れが濁った音になる。
- 演奏中は常にピッチを維持する。維持できると雑音などの音の濁りがない。
- 今はチューナーでチューニングします。写真のクリップ式が主流です。
- 演奏前はチューナーで正確にピッチを調整できます。演奏中はピッチが乱れます。フォルテからピアノまでのコントロール、右手と左手の激しい動き・・・ピッチが乱れる要素が多数あります。
- ピッチを維持するにはどうすべきか?
- 弦に圧力を与えすぎるとピッチが乱れる要因になる。
- 左手で強く弦を押さえる、右手が力みすぎる・・・ピッチが乱れる要因
- 録音すると同じですが、ピッチを保つには演奏をよく聴くことです。音を聴いてピッチが乱れないようにコントロールします。
- 録音するとピッチの乱れがわかりますが、演奏中に乱れないようにするには、ゆっくり弾いて練習することです。ゆっくり弾くと演奏に余裕ができ、マルチタスクができます。
- ゆっくり練習して余裕を作ってみましょう。YouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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