田鎖マンドリン桜モデルにトラブル発生!!でも大丈夫

スポンサーリンク
マンドリン独奏

田鎖マンドリンの桜モデルにトラブルが発生しました。トラブルはつきものです。トラブル時の対応を説明します。

スポンサーリンク

桜モデルのアームレストが外れる

こんなトラブルが起こりました

 桜モデルのアームレストが取れてしまいました(涙)・・・それほど心配していません。練習には影響がないので。

 取れたアームレストがこれです。

アームレストとは?

技術士
技術士

そもそもアームレストが役割があります。弦のカバーです。

 このアームレストはテールピースのカバーです。ちなみにテールピースは、弦をマンドリンに固定する金属製の治具です。右手が弦に触れないようにする弦をカバーします。

 アームレストの上に肘を置いて弾く奏者もけっこういます。肘の支点にする場合は重要な部品です。なくては困る奏者もいるはずです。

 自分はチューニング時に肘をアームレストに置くことはありますが、演奏中はあってもなくても気にしていません。アームレストがないマンドリンもありますので、絶対必要ということはありません。むしろ、弦の振動を防止する赤い布の方が重要かな? と思うこともあります。

 マンドリンにはアームレストがないものもあります。弦に何かあれば交換すれば良いので、不要と判断する製作者もいると思います。

 アームレストがない状態で弾いてみましたが、影響はありませんでした。だからといって、このままではいけません。修理に出さないと・・・

アームレストを肘の支点にする奏者は重要な部品

なくても困らない。取り付けていないマンドリンもある。

トラブルは起こるもの・・・その後の対応が重要

製作元に修理をだす

技術士
技術士

修理しますが、修理はプロに任せます。

 桜モデルは2022年8月に購入し、まだまだ新品同様です。手入れもきちんとしています。なぜ、トラブルが? と思いますが・・・

 トラブルは起こるものと思います。新品ならなおさらです。機械製品も新品時にトラブルは起こります。むしろ新品時の方がトラブルが起こる可能性が高いです。

 アームレストが外れるのは、接着不良ではないかと思います。テールピースの脇に接着の跡があるのがわかります。

 接着剤を使えばいいかな・・・と思いますが、起用でも修理するのはやめておきます。修理は製作者に任せた方がよいです。製作の工程がわからないため、単純に接着しているだけかどうかもわかりません。

 自己責任とはならないように修理は製作者にお任せします。

 製作所から直接購入した場合は製作者に連絡し修理を依頼します。楽器店から購入した場合は楽器店に修理を依頼します。桜モデルは田鎖マンドリン製作所から購入しましたので、田鎖さんに修理を依頼しました。

 早々に対応を約束いただき助かります。

修理は製作者に任せる方が無難である。

予備のマンドリンがあれば安心

技術士
技術士

いざとなったら予備のマンドリンがあれば安心ですよ。

 アームレストが外れるトラブルは、調整をお願いしたエンベルガーモデル1が帰ってくるタイミングでした。エンベルガーモデル1と引き換えに桜モデルが田鎖さんの元に行くことになりました。

 トラブルが起こるタイミングは良かったですね・・・ちょうどエンベルガーモデル1が帰ってくるのでマンドリンの練習ができない空白時間はありません。調整が終え生き返ったエンベルガーモデル1が弾けるので、これはこれで良いことです。

 桜モデルの修理期間はわかりませんが、製作所に輸送しますので、それなりの期間は覚悟しておく必要があります。このタイミングで演奏会があったら、かなり焦ります。トラブルに備え予備のマンドリンを所有しておくのが無難です。

 予備のマンドリンがあれば練習も継続できます。演奏会があっても安心です。

 マンドリンは、日頃から管理していれば何十年でも持ちます。その間、調整が必要なことが何度かあります。管理が良ければ調整に出しても短期間で戻ってきます。練習ができない期間も短くなります。長い間、調整に出していないと練習ができない期間も長くなります。

 調整に出したエンベルガーモデル1は、再塗装、ペグの調整、改良があり約3ヶ月かかりました(製作所の都合もありましたが・・・)。

 修理や調整に出す以上は練習ができない期間が生じますので、予備のマンドリンがあれば無難です。弾かないマンドリンを置いておきたくない。余計な負担はかけたくないということもありますので、その場合はレンタルがあります。製作所や楽器店ではマンドリンを借りることもできます。調整に出す前に相談してみましょう。

 程度の良いオールドのマンドリンを買う方法もあります。ただし、楽器店でもネックの反りがあるものが売られていますので、買う前に必ず弾かせてもらいましょう。メルカリなどではトラブルがあるマンドリンの可能性が高いので、極力やめときましょう。

トラブルに備えて予備のマンドリンがあれば安心できる。

修理に出す製作所や楽器店から借りる、オールドを購入する方法もある。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

コメント