リズムの取り方に数えながら弾く方法があります。このリズムの取り方が一般的ですが、演奏中にカウントが乱れることがあります。マンドリンの場合、右手のストロークでリズムをとる方法があります。この方法も練習しておくと本番ぬ使えます。
右手でリズムをとる方法

技術士
リズムが乱れて悩む奏者は多いです。カウントが数えられない・・・回転数でリズムをとってみましょう。
- マンドリンだけじゃないですが、弦楽器を弾くとカウントをしながらリズムをとることを教わります。「イッと、ニッと・・・」と呟きながらリズムをとる方法ですね。
- このリズムの取り方は難しいです。
- 演奏に引っ張られてリズム、テンポが乱れる。
- 一定のテンポを保ちづらい。早いテンポの曲は数えることが困難
- カウントをしながらリズムを取るには、演奏とリズムを分離することが前提です。分離ができないとリズム、テンポが乱れます。楽譜どおりに弾いて、均等に数えることは難しいです。

- 2部音符から32部音符まであると分離して弾くことは難しいです。演奏に集中してしまいカウントが乱れることがよくあります。テンポアップの曲は数えられないですね。
- そこで、右手でリズムをとります。トレモロでリズムをとります。
- 8部音符を1回転、4部音符を2回転、2部音符を4回転でトレモロする。
- テンポが指定されている場合、トレモロの回転数は一定であることが前提ですが、音符の長さと回転数を合わせるとリズムが安定します。
- この方法も数えていることにはなりますが、「イッと、ニッと・・・」よりも数えやすいです。数えなくても右手を意識するとわかります。
- 無意識に、この方法でリズムをとっている奏者もいますが、フレーズによって8部音符の回転数が不安定になることがあります。移弦があると、回転数が乱れやすいです。自分も無意識に回転数で数えていましたが、回転数を意識することでリズムが向上しました。
- 音符と回転数を結びつけることで安定したリズムがとれます。回転数を数えるのは、カウントする行為よりも楽です。すぐに慣れます。気をつけなければいけないこともあります。
- 回転数の速さが乱れるとリズムも乱れる。回転数の速さは常に一定にする。
- 当然ですが、回転数が乱れるとリズムも乱れます。回転数の速さは一定にして弾くことが要求される奏法です。左手が速くなるとつられて右手も速くなりますのでメトロノームで練習すると良いです。
- さらに、裏打ちの基礎練習に効果があります。

- なんでも良いですが、適当にスケール練習します。このスケール練習で裏打ちします。
- スケールを8部音符、3連符、16部音符で弾く。メトロノームを使う。
- メトロノームの打点を拍の裏に設定して弾く。3連符は2、3番目の音符、16部音符なら2、3、4番目の音符にメトロノームの打点を合わせる。
- スケール練習は、表拍にメトロノームの打点を合わせるのが通常ですが、裏拍に打点を合わせます。裏拍に打点を合わせて弾くとトレモロが走らなくなり、一定の回転数で弾けます。
- この裏打ちスケール練習は、リズム強化に強化がありますので練習に取り入れましょう。メトロノームだけでリズム強化ができますし、5分程度で効果があります。
テヌートで弾くなら回転数は無視

技術士
回転数で弾くと言いながら、テヌートで柔らかく弾くなら回転数は無視した方が良いです。
- 1.で回転数を数えると言いながらテヌートは否定されます。「テヌートで弾くとは滑らかに弾く」ということです。拍の頭がゴツゴツしないため、聞き手に好まれる演奏です。先生もテヌートで弾くことを勧めています。繰り返しですがテヌートは好まれる演奏です。ゴツゴツした演奏を聴きたくない聞き手は多いです。
- マンドリン独奏家ならテヌートで弾くことに憧れます。テヌートで弾くにはどうすべきか?
- 回転数は無視する。拍の表と裏、どちらかがダウンピッキングする。
- テヌートで弾くとは、左右独立した状態です。リズムは、カウントしたり、自然に合わせます。右手は一定の回転数で弾きますが数えません。
- 回転数が一定で、あらゆるリズムで弾くと拍の表でダウンピッキングすることもあれば裏拍でダウンピッキングすることもあります。ばらばらですが、拍の頭のゴツゴツ感は消えます。テヌートの弾き方です。
- 結局のところ、あらゆる演奏方法に対応する必要があります。楽譜によって、合う演奏方法、合わない演奏方法がありますので、演奏方法のバリエーションがあれば、どんな楽譜でも弾けます。
- 楽譜の選り好みはやめて、どんな楽譜でも弾ける演奏スキルを身につける。
- そのために右手を鍛えます。右手だけのトレモロ練習、裏打ちのスケール練習を日頃の基礎練習に取り入れると効果があります。
- 左手よりも右手は成長が遅いです。右手は練習を休むと退化します。困ったものです。毎日の基礎練習と右手を意識して弾くことが良いと思いますが、実感を得るのに時間がかかりますね。

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