マンドリンレッスンの記録(2025年第4回目)

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マンドリンレッスン

広島も寒い日々です。寒いなかマンドリンレッスンを受けました。2025年の4回目です。課題曲は「ハイドンの主題による変奏」です。有名な曲ですが、弾く奏者は少ないマンドリン独奏曲です。難しいですからね。今回もきめ細かい指摘を受けました。

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メロディを浮き上がらせる

技術士
技術士

メロディを強調できないと何を弾いているのかわからない・・・変奏曲の特徴です。聴き手がメロディと判別できるように強調して弾きます。

  • レッスンは、指摘を受けないと意味がない。指摘を受けて練習しないとレベルアップがないためです。
  • 指摘に立ち向かうことは、良い練習です。とはいえ練習して同じ指摘を受けると自分自身にがっかりですが・・・
  • 今回の指摘は、過去にも受けた指摘でした。レベルアップしているものの合格基準に到達していないということです。
  • 進行方向に隠れているメロディと伴奏を区分けしてメロディだけが浮かび上がるようにして弾くこと。メロディが聴こえないと何を弾いているのかわからない。
  • 主題と変奏」と曲名にあると最初に主題を提示して、次に変奏がきます。変奏は如何にして主題を浮かび上がらせるようにして弾くことが重要です。指摘もそういうことです。
  • マーカーした主題が伴奏に埋まっているということです。主題のうえに伴奏があるので、埋まりやすい進行です。この進行を理解したうえで弾きます。
  • 主題の音符を掬い上げるようにして弾く。
  • 伴奏は小さく弾く。伴奏は聴こえなくても良い。
  • テンポアップして弾いて音をつなげる。
  • 音符の構造上、メロディが隠れてしまうので、強調して弾くのがやりやすいです。ピックを掬い上げるようにして弾くと強調されます。ただし、主題で強弱をつけるのが難しいこと、綺麗に響きにくい欠点があります。
  • 上の3点を気をつけたつもりですが、完成されていないです。
  • テンポアップは必要ですね。メロディとメロディが離れていると強調して弾いても何を弾いているかわからないです。多少雑でもテンポアップするとメロディが繋がるので「主題のメロディだな」とわかります。

滑らかに強く弾く

技術士
技術士

時にはテヌートのように、切れ味鋭いカッティングのように、フレーズは滑らかに弾けるようにします。

  • ギターのカッティング・・・マンドリンでも似たような弾き方があります。マンドリンは音が切れやすいですが、開放弦を使うことが多いため、カッティングのフレーズは開放弦が伸びることがよくあります。
  • 開放弦は弾いたらすぐにミュートするのが基本です。指摘はこの辺の配慮が不足していました。
  • スタッカートが弱い。強調して弾くこと。ただし、やり過ぎはいけない。
  • スタッカートはわりと出てくる音楽記号です。右手で強くストロークします。
  • こういうフレーズは、右手でダウンストロークして左手でミュートするか右手でミュートします。自分はギターの癖なのか左手でミュートします。マンドリンは割と右手でミュートする奏者が多いような気がします。ミュートするのは左右どちらでも良いです。やりやすい方でミュートします。
  • 何度かこのフレーズの解釈は変更しました。初めて弾いたときは強くスタッカートを弾きました。しかし、「強すぎる」と指摘があり、強調しませんでした。今回はスタッカートを強く弾く指摘です。
  • 先祖返りというかフレーズが活きているということです。
  • 活きたフレーズは、表現の解釈が変わる。今まではこんなこと言われたから、これからもこの弾き方で良い・・・ではなくフレーズを進化させること。
  • フレーズが弾けていると、様々な表現の解釈が生まれます。完成の域に達してもです。表現の解釈は様々だと割り切って言われたことに挑戦してみます。演奏能力のアップにつながります。
  • フレーズの表現の解釈は、よくあることです。自分も何度も経験しました。
  • あとは滑走アルペジオでした。前回と同じ指摘です。滑走アルペジオはテンポアップしなければいえません。テンポアップすると演奏が荒れるので、リズムをキープしながら練習します。
  • 滑走アルペジオは練習していますがテンポアップはまだ先です。テンポアップするとアルペジオのリズムが崩れるので、リズムが正しいことがわかるテンポで弾いています。
  • 主題のメロディを意識して変奏のフレーズを弾くのが変奏曲ですね。「ハイドンの主題による変奏」はオーストリア国歌がベースのため、知っている人が多いです。知っている人が多いから誤魔化しが通じません。変奏を弾いて主題のメロディを意識して練習します。
  • 最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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